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お薬を使った歯周病治療

歯周病は症状として歯ぐきに違和感がある、痛みがある、口臭がする、膿が出てくる、歯ブラシをすると血が出る、歯がグラグラする、昔より歯が伸びたり、歯が唇の方にに突き出てきている、などの症状があります。

上記の原因は歯周病の原因となるバイ菌によって、歯ぐきやその下にある歯を支えている骨に慢性的な炎症を引き起こしているからです。
歯周病の前駆症状として「朝起きると口がねばつく」「お口やつけているマスクのにおいが気になる」などを感じておられる方は少なくありません。その方たちの多くは口腔内のバイオフィルム感染症の状態です。歯を磨いたり、歯石を取ると出血する状態になっている方も多いと思います。そのため当院では治療前に電解機能水によるうがいを行うことで、菌を大幅に減らした処置を行っています。
しかしバイオフィルムは毎日毎日増えてきます。そのためおうちでのホームケア時にも使っていただくことで口臭の無臭化、バイオフィルムの抑制を効果的に行うことを目指しています。それから安全に歯石がこびりついた状態を解消するため、歯科医院では歯石の除去を行います

位相差顕微鏡による検査

当院では歯周病の検査に位相差顕微鏡という顕微鏡を用いてバイ菌レベルでの検査を行っております。位相差顕微鏡で検査を行った結果、必要と思われる方にはお薬を使った除菌治療をお勧めします。

位相差顕微鏡による検査は無料ですが、お薬を使った除菌治療は保険外治療となります。料金表を参照ください。

歯周病治療は慢性的な病気なので完治することが非常に難しく、また簡単に再感染してしまう病気です。そのため治療が落ち着いても、必ず定期的なメンテナンスを受けていただき、セルフケアにも励んでいただくことが重要です。