小児歯科で行う処置 その3

こんにちは。東成区にあるともファミリー歯科です。

今回も前回に引き続き、小児歯科で行う処置についてご紹介していきたいと思います。

歯磨き指導

小児歯科ではお子様の仕上げ磨きなど、歯磨き指導も行っております。お子様の歯磨きに不安がある場合、小児歯科で歯磨き指導を受けるのも良いでしょう。正しい歯磨き指導を受けることで虫歯予防や歯周病予防にも繋がります。ここで一般的な歯磨き指導の流れをご紹介します。

染め出し液を使用し、歯の汚れに色をつけ磨き残しがあるか確認する。

子ども(小さくてひとりで歯みがきできない場合はお父さんお母さん)に歯ブラシを持ってもらい、歯ブラシの当て方や動かし方など練習する。

衛生士さんが歯ブラシ、フロスなど使いながらすべての歯を磨いてくれる。

このような流れで歯磨き指導を行います。歯ブラシにもヘッドの大きさや毛のやわらかさ等たくさんの種類があり、お子様の歯に合った歯ブラシを使うことが大事です。歯ブラシの種類やフロスの使い方など気になった際はいつでもご相談ください。

定期検診

お子様の歯の定期検診はいつから通うのがいいのかと迷ってる方もいらっしゃるかと思います。お子様の定期検診は歯が生え始めた6~9カ月頃から行くのが良いでしょう。歯が生え始めたタイミングは歯の質もまだ良くない状態です。この状態でお手入れを怠ったり、むし歯を持っている親御様と同じ食器を使ったりしているとお子様のお口の中にあっという間にむし歯菌が広がってしまいます。そうならない為には「予防」をすることが大事です。

ではお子様の定期検診はどのくらいの頻度で行くのが良いのでしょうか。目安としては大体3ヶ月くらいが理想的です。なぜかと言うと、子供の歯は虫歯になりやすい、生え変わりを観察する必要があるなどといった理由があります。歯医者に対する恐怖心を和らげるためにも定期的に検診を受けることがおすすめです。

小児矯正

小児矯正とは乳歯から永久歯に生え変わる6歳から12歳までに行う歯の矯正のことで第一期治療とも呼ばれ、この時期に歯の並びを正すことは多くのメリットがあります。

矯正には年齢によって大きく3種類に別れます。

  1. 拡大装置…始める年齢(7~8歳くらい)治療期間(約2年)
  2. ワイヤーブラケット…始める年齢(永久歯が生え揃ったら)治療期間(約2年)
  3. マウスピース…始める年齢(永久歯が生え揃ったら)治療期間(約2〜2年半)

このような3種類があります。お子様の歯列が気になっていらっしゃる方、ともファミリー歯科では矯正に関する相談も行っておりますので是非1度ご来院ください。