1歳から2歳

年齢別 受診ポイント 〜1歳から2歳〜

平均的な歯の萌出の仕方として8ヶ月ぐらいに下あごの真ん中から歯が生えてきます。それを機に1歳7ヶ月ぐらいまで徐々に上下あわせて16本歯が生えてきます。この時期から間食などに甘いものを口にする機会が増えてしまいます。

甘いものがお口の中に残ったままになっていたせいで、虫歯になることはよく知られていると思います。しかし、お砂糖を使った甘い食べ物や炭水化物がたくさん含まれているスナック菓子には虫歯以外に体に悪い影響を与えることが近年報告されるようになってきました。

いくら歯をみがいていても、体全体にとって影響を及ぼすお砂糖や炭水化物の多量な摂取は歯にも悪い影響を及ぼします。間食をとることは栄養摂取の面からも必要なことですが、どのような食べ物をどのようなタイミングでとることがよいのか「食育」についてのお話もさせていただきます。

歯みがきもこのころから行っていくことが大事な習慣となりますので、ご家庭でのブラッシング法や適切な歯みがきペースト、フッ素などについてもお話させていただきます。