インプラントの寿命

インプラントには一定の寿命はありません。

ただし、顎の骨の質や、口腔清掃の状態、全身疾患や、歯ぎしり等で過大な力がかかるなど、 さまざまな理由でインプラ ントが失われるケースもあります。

インプラントに寿命はありません。いいかえると、何年かに一度交換しな くてはいけなくなるというものではありません。

歯科におけるインプラントのように、整形外科の分野で人工関節というも のがあります。この人工関節は、力が大きくかかり、摩耗等が起こるため、 一般的に15年から20年で交換の必要があります。つまり、人工関節の寿命は15年から20年ということができます。

歯科におけるインプラントの場合、現在の形のインプラントの開発者であるスウェーデンのベル・イングヴァール・ブローネマルク博士によって1965 年に入れられたインプラントは、 2006年にその患者さんが亡くなるまで実に41年の間機能しました。

さまざまな理由でインプラントが失われるケースもある 残念ながら入れられたインプラントすべてが100%永久に口の中で機能し続けるということでもありません。顎の骨の質や、口腔清掃の状態、全身疾患や、歯ぎしり等で過大な力がかかるなど、さまざまな理由でインプラントが失われるケースもあります。

このように、失われてしまったインプラントが調査され、寿命としてでは なく、何年間でどのくらいのインプラントが問題なく機能しているかという ことが世界中で報告されています。

さまざまな報告がありますが、そのほとんどで10年間で90%以上のインプ ラントが問題なく機能するとされています。

10年間で90%以上というインプラントの成功率は、人工関節、人工臓器といった他の人工の器官と比較して驚異的に高い数字です。